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日本のドラマー人気投票 2024 結果発表 (1位〜10位)

この度、「日本のドラマー人気投票 2024」にご参加いただいた全ての皆様に、心より感謝申し上げます。皆様の熱い一票一票が、日本のドラムシーンをさらに盛り上げる大きな力となりました。ドラムへの情熱、そしてアーティストへの深い愛情を感じる投票結果に、私たちDRUMMER JAPAN編集部一同、深く感動しております。 

そして、見事ランクインされたドラマーの皆様、本当におめでとうございます!皆様の卓越した技術、表現力、そして音楽への真摯な姿勢が、多くのファンに支持され、今回の素晴らしい結果に繋がったことと存じます。皆様の今後のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。 

これからもDRUMMER JAPANは、日本のドラムシーンの発展に貢献できるよう、魅力的な情報をお届けしてまいります。引き続きのご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。 

DRUMMER JAPAN 編集部一同

 

総括コメント(1位〜10位)

今年のトップ10は、単に「速くて巧い」だけでは到達できない、曲を動かす判断力と場を設計する力が明確に問われた顔ぶれでした。ステージの熱量をどう積み上げ、どこで引き算をし、どの瞬間に“無音”を置くのか――総合演出としてのドラミングが支持を集めたことは疑いありません。派手なスティックワークや超高速フィルはあくまで“語尾”。主語と述語は常に歌と物語にありました。

ジャンルの内訳を見ると、ロック/メタルの推進力、ポップスの歌伴力、エレクトロニックとの融合を当たり前にこなす柔軟性が同居。特筆すべきは、ミドル〜やや遅めのテンポ帯での説得力です。テンポ120以下の“歩くビート”を揺らさずに前へ進める能力こそ、今年のトップ10が共通して持っていた資質と言えるでしょう。これはレコーディング技術やPA環境が進化する中で、細部の粗が露呈しやすい現代的ステージを勝ち抜くための必須条件でもあります。

また、トップ10の多くが世界基準のサウンドメイクを身につけている点も見逃せません。キックのアタックとサブの配合、スネアのピッチ設計、オーバーヘッドでのシンバルの収め方――いずれも“録れる音”であることを前提にしたチューニングとタッチです。ライヴと配信、アリーナとクラブ、アコースティックとエレクトロニック、そのどこに放り込まれても“最適解”を提示できる準備が整っていました。

パフォーマンス面では、観客を巻き込むストーリーテリングが鍵。セットリストのカーブに合わせ、序盤は空間を広めに、山場ではクラッシュの句読点を増やし、終盤はキックの分割で前進力を演出する。こうした“見えないアレンジ”が、観客の体感温度を確実に上げています。SNS時代の今、一夜の出来事がハイライトとして編集されることを踏まえ、“切り取られても伝わる”瞬間を作るセンスも高評価に直結しました。

総じてトップ10は、バンドの顔としてのカリスマと、裏方としての矜持、その両輪を高水準で回せる人たち。テクニックの展示会ではなく、音楽を社会に届かせるための意思決定に票が集まった――それが今年のトップ10の輪郭です。

聴きどころチェックリスト

  • キックの立ち上がり:タムやベースと干渉せずに“前へ出る”設計になっているか
  • スネアの余韻コントロール:曲の世界観に応じて短音/長音を使い分けているか
  • ゴーストノートの意味づけ:埋め草ではなくフレーズの“陰影”になっているか
  • クラッシュの句読点:サビの輪郭を描く位置に置かれているか
  • 休符の勇気:叩かない一拍が語ることを知っているか

2025年の注目ポイント

  1. 歌伴の再定義がさらに進む:歌を立たせるドラム=簡単ではない、という認識が広く共有へ。
  2. 国際基準のミックス対応:配信時代の音作りを前提にしたタッチ/チューニングが当たり前に。
  3. ジャンル横断の常態化:メタル×ポップ、EDM×バンドなどのハイブリッドが“普通”に。

1位 マイキ (2969 票)

プロフィール

マイキは1997年10月21日生まれ、福岡県出身のドラマー、作曲家、シンガーソングライター、ボカロP、YouTuberとして多岐にわたる活動を展開するマルチアーティストです。2017年1月にロックバンドYullie-Echoのドラマーとして活動を開始し、2019年のバンド解散後もソロ活動を続けています。中学生時代に吹奏楽部でドラムに触れ、音楽一家に育った影響もあり、ドラムだけでなく作詞、作曲、アレンジ、全楽器のレコーディングを自身で行う才能を持っています。YouTubeチャンネルではドラム演奏動画や様々な企画動画を公開し、多くのファンを魅了しています。

順位寸評

2969票という圧倒的な得票数で1位を獲得したマイキは、その多才な音楽活動とYouTubeでの積極的な発信が多くの支持を集めた結果と言えるでしょう。特に若い世代からの支持が厚く、SNSを活用したファンとの交流も人気の要因と考えられます。ドラマーとしての高い技術に加え、作曲や歌唱といった幅広い才能が評価され、現代の音楽シーンを象徴するアーティストとしてその地位を確立しています。

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2位 佐野晶哉 (2622 票)

プロフィール

佐野晶哉は2002年3月13日生まれ、兵庫県出身の日本のアイドル、タレント、俳優、歌手であり、男性アイドルグループAぇ! groupのメンバーです。グループでは主にドラムを担当しており、その高い演奏技術は多くのファンを魅了しています。幼少期から劇団四季に出演し、高校では声楽科、大学では音楽大学を卒業するなど、音楽に関する幅広い知識と経験を持っています。ドラム以外にもギター、サックス、ピアノなど様々な楽器を操り、作曲も手掛けるなど、その音楽的才能は多岐にわたります。

順位寸評

2622票を獲得し2位にランクインした佐野晶哉は、アイドルとしての人気に加え、その確かなドラム技術と音楽的才能が高く評価された結果と言えます。特にジャニーズという幅広い層にアピールできるプラットフォームを持つことで、ドラマーとしての認知度も飛躍的に向上しました。多忙なアイドル活動と並行して音楽の専門教育を受け、様々な楽器を習得している努力家な一面も、ファンからの支持を集める要因となっているでしょう。

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3位 Shinya(DIR EN GREY) (2381 票)

プロフィール

Shinyaは1978年2月24日生まれ、大阪府出身のドラマーで、ヴィジュアル系ロックバンドDIR EN GREYおよびソロプロジェクトSERAPHのメンバーです。12歳からドラムを始め、1999年にDIR EN GREYのドラマーとしてメジャーデビューしました。そのパワフルかつアグレッシブなドラミングは、国内外で高い評価を得ています。近年では自身のYouTubeチャンネル「Shinya Channel」を開設し、ドラム演奏動画や様々な企画動画を公開しており、新たなファン層を獲得しています。

順位寸評

2381票を獲得し3位にランクインしたShinyaは、長年にわたりDIR EN GREYのドラマーとして第一線で活躍してきた実績と、その唯一無二のプレイスタイルが評価された結果と言えるでしょう。ヴィジュアル系バンドのドラマーとしてだけでなく、YouTubeでの活動を通じて幅広い層にアピールし、新たなファンを獲得していることも人気の要因です。その安定した技術と表現力は、多くのドラマーに影響を与え続けています。

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4位 大倉忠義 (960 票)

プロフィール

大倉忠義は1985年5月16日生まれ、大阪府出身の日本の歌手、ドラマー、俳優であり、男性アイドルグループSUPER EIGHT(旧:関ジャニ∞)のメンバーです。グループでは主にドラムを担当しており、その安定したリズム感と華麗なパフォーマンスで観客を魅了しています。音楽一家に育ち、幼少期から音楽に親しんできました。アイドル活動の傍ら、俳優としても数々のテレビドラマや映画に出演し、幅広い分野で活躍しています。

順位寸評

960票を獲得し4位にランクインした大倉忠義は、国民的アイドルグループのドラマーとして、その知名度と影響力が大きく貢献した結果と言えます。アイドルとしての人気はもちろんのこと、長年のキャリアで培われたドラムの技術と安定したパフォーマンスが、多くのファンに支持されています。音楽活動だけでなく、俳優業でも成功を収めているマルチな才能も、彼の魅力を高めている要因でしょう。

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5位 佐々木大光 (661 票)

プロフィール

佐々木大光は2002年5月20日生まれ、東京都出身の日本のアイドルであり、ジャニーズJr.のグループ7 MEN 侍のメンバーです。グループではドラムを担当しており、その圧倒的なダンススキルとドラム技術を兼ね備えています。3歳からダンスを始め、ドラムも幼少期から習得しています。テレビ番組「TEPPEN」のドラム対決で初代チャンピオンになるなど、その実力は高く評価されています。また、「大光チャレンジ」という企画で様々な無理難題に挑戦するなど、ユニークな一面も持っています。

順位寸評

661票を獲得し5位にランクインした佐々木大光は、ジャニーズJr.という若手ながら、その卓越したドラム技術とダンススキルが評価された結果と言えます。特にテレビ番組でのドラム対決での活躍は、彼のドラマーとしての実力を広く知らしめるきっかけとなりました。アイドルとしての人気に加え、真摯にドラムに向き合う姿勢や、挑戦を恐れないキャラクターが、多くのファンからの支持を集めています。

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6位 鈴木貴雄 (639 票)

プロフィール

鈴木貴雄は1985年6月13日生まれ、東京都出身のドラマー、ゲーム実況者、YouTuberであり、スリーピースロックバンドUNISON SQUARE GARDENのドラムスとコーラスを担当しています。変幻自在のビートとパワフルなドラミングが特徴で、その高い演奏技術は多くのミュージシャンから尊敬を集めています。バンド活動以外にも、ゲーム実況者「PACAO」としても活動し、特に『スプラトゥーン』のプレイ動画で人気を博しています。ドラム解説動画も公開しており、幅広い層に影響を与えています。

順位寸評

639票を獲得し6位にランクインした鈴木貴雄は、UNISON SQUARE GARDENのドラマーとしてその確かな実力と個性的なプレイスタイルが評価された結果と言えるでしょう。バンドの音楽性を支える重要な存在であり、そのテクニカルなドラミングは多くのドラマーの憧れです。また、ゲーム実況やドラム解説といった多角的な活動を通じて、音楽ファン以外にもその存在を知らしめ、幅広い層からの支持を得ています。

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7位 Spear Rib (568 票)

プロフィール

Spear Rib(スペア・リブ)は、ロックバンドMAN WITH A MISSIONのドラムス担当です。19XX年2月9日生まれ、エレクトリックレディーランド出身というユニークなプロフィールを持つ、頭はオオカミ、身体は人間という正体不明のバンドメンバーです。そのパワフルで正確無比なドラミングは、MAN WITH A MISSIONのヘビーなサウンドを支える要となっています。ヘビーメタルを好み、常に口が空いているのが特徴で、メンバーの中で最も女性人気が高いと言われています。

順位寸評

568票を獲得し7位にランクインしたSpear Ribは、MAN WITH A MISSIONという個性的なバンドのドラマーとして、その存在感と確かな技術が評価された結果と言えます。オオカミというユニークなビジュアルと、それに反するパワフルなドラミングのギャップが、多くのファンを惹きつけています。バンドの顔として、そのドラムはMAN WITH A MISSIONのサウンドに不可欠な要素であり、国内外で高い評価を得ています。

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8位 yukihiro (543 票)

プロフィール

yukihiroは1968年11月24日生まれ、千葉県市川市出身の日本のドラマー、DJ、シンガーソングライターです。ロックバンドL’Arc〜en〜Cielのドラマーとして広く知られており、そのソリッドかつ重みのあるビートと、耳残りの良いリズムパターンを駆使したドラミングは、多くのミュージシャンに影響を与えています。高校時代からドラムを始め、ZI:KILL、DIE IN CRIESなどのバンドを経て、1998年にL’Arc〜en〜Cielに加入しました。ソロプロジェクトacid androidやgeek sleep sheepでも活動するなど、多岐にわたる音楽活動を展開しています。

順位寸評

543票を獲得し8位にランクインしたyukihiroは、L’Arc〜en〜Cielという日本を代表するロックバンドのドラマーとして、その長年のキャリアと確固たる地位が評価された結果と言えるでしょう。彼のドラミングは、機械的でありながらもグルーヴ感に溢れ、バンドのサウンドに深みを与えています。寡黙な職人気質のプレイスタイルも、多くのファンから支持されています。日本のロックシーンにおけるレジェンドとして、その影響力は計り知れません。

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9位 肥田大地 (449 票)

プロフィール

肥田大地は、いれいすバンドのドラマーとして活動するほか、新田恵海、原田謙太、福山芳樹など様々なアーティストのサポートドラマーとしても活躍しています。兵庫県神戸市出身で、ドラマーの父の影響で幼少期からドラムに親しんできました。中学時代からジャズクラブで腕を磨き、その高い技術力と多彩な奏法で知られています。YouTubeチャンネルやInstagramでもドラム演奏動画を公開しており、ドラムレッスンも行っています。全国テレビ朝日系列『The Street Fighters』出演時には、同番組内着うたチャート全国6位を獲得するなど、その実力は折り紙つきです。

順位寸評

449票を獲得し9位にランクインした肥田大地は、いれいすバンドのドラマーとしての活躍に加え、数々のアーティストのサポートを務めるなど、その高い演奏技術と幅広い活動が評価された結果と言えます。特にYouTubeやInstagramでの発信を通じて、多くのドラマーや音楽ファンにその存在を知らしめ、支持を集めています。若手ながらも確かな実力と経験を持ち、今後のさらなる活躍が期待されるドラマーです。

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10位 青山英樹 (443 票)

プロフィール

青山英樹は1986年8月29日生まれ、東京都出身のドラマー、スタジオミュージシャンです。日本を代表するドラマー故青山純氏の次男であり、その血筋を受け継ぐ高い演奏技術を持っています。BABYMETALの神バンドのドラマーとしても知られ、JAM Projectなど様々なアーティストのサポートを務めています。ヘヴィさと繊細さを兼ね備えたドラミングが特徴で、そのパワフルな演奏は多くのファンを魅了しています。ヤマハ・ドラムスのエンドーサーでもあり、日本芸術専門学校の講師も務めるなど、後進の育成にも力を入れています。

順位寸評

443票を獲得し10位にランクインした青山英樹は、BABYMETALの神バンドのドラマーとしての知名度と、その卓越した演奏技術が評価された結果と言えるでしょう。偉大な父を持つプレッシャーを跳ね除け、自身のスタイルを確立している点は高く評価できます。ヘヴィなサウンドから繊細な表現までをこなす幅広い対応力は、スタジオミュージシャンとしても重宝される理由です。日本のロックシーンを支える重要なドラマーの一人として、今後もその活躍が期待されます。

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10位 影丸 (443 票)

プロフィール

影丸は1995年2月25日生まれ、兵庫県神戸市出身のドラマーで、-真天地開闢集団-ジグザグの太鼓(ドラム)を担当しています。ドラマーの父の影響で幼少期からドラムに親しみ、北村吉彦氏や“手数王”菅沼孝三氏に師事するなど、本格的な教育を受けています。和装の忍者のような出立ちが特徴的で、「禁忌の大忍」を名乗っています。力強くかつ柔らかいドラミングが特徴で、多彩な奏法を駆使したテクニカルなプレイで、変幻自在の音世界を演出しています。2023年からは生ドラムでの演奏に移行し、さらに表現の幅を広げています。

順位寸評

443票を獲得し10位にランクインした影丸は、-真天地開闢集団-ジグザグという個性的なバンドのドラマーとして、そのユニークなキャラクターと確かなドラム技術が評価された結果と言えます。父親も元プロドラマーという音楽的背景を持ち、幼少期から培われた技術は本物です。見た目のインパクトだけでなく、多彩な奏法と表現力でバンドのサウンドを支える重要な存在です。生ドラムへの移行など、常に進化を続ける姿勢も、ファンからの支持を集める要因となっています。

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この度、「日本のドラマー人気投票 2024」にご参加いただいた全ての皆様に、心より感謝申し上げます。皆様の熱い一票一票が、日本のドラムシーンをさらに盛り上げる大きな力となりました。ドラムへの情熱、そしてアーティストへの深い愛情を感じる投票結果に、私たちDRUMMER JAPAN編集部一同、深く感動しております。

そして、見事ランクインされたドラマーの皆様、本当におめでとうございます!皆様の卓越した技術、表現力、そして音楽への真摯な姿勢が、多くのファンに支持され、今回の素晴らしい結果に繋がったことと存じます。皆様の今後のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。

これからもDRUMMER JAPANは、日本のドラムシーンの発展に貢献できるよう、魅力的な情報をお届けしてまいります。引き続きのご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

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    よろしくお願いいたします。

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