則竹裕之|ドラマー名鑑
日本フュージョン界の最高峰バンド・T-SQUARE(旧THE SQUARE)の屋台骨として、30年以上にわたりシーンを牽引し続けるドラマー。甲陽音楽学院在学中にTHE SQUAREのオーディションに合格し、弱冠19歳でプロデビューという鮮烈なキャリアの幕開けから、卓越したテクニックと音楽性でバンドサウンドを支え続けてきた。手数の多さと正確無比なタイム感、そしてフュージョン特有のグルーヴを高次元で両立させるプレイスタイルは、国内外のドラマーに多大な影響を与えている。ソロアルバムやドラムクリニック、音楽教育にも精力的に取り組み、日本のドラムシーン全体の底上げに貢献する存在である。
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 則竹裕之(のりたけ ひろゆき) |
| 生年月日 | 1964年12月21日 ★★ |
| 出身地 | 兵庫県神戸市 ★★ |
| 学歴 | 甲陽音楽学院(現・甲陽音楽&ダンス専門学校)卒業 ★★ |
| 主な所属 | T-SQUARE(1986年〜2020年正式メンバー、以降もサポート等で関与) |
| レーベル | Village Records / Sony Music 等(時期により異なる) |
| SNS | 本人Twitter(X):@noritake_drums ★★★ |
ドラムとの出会い
則竹裕之がドラムに出会ったのは中学生の頃とされる。★★(ドラムマガジン等インタビューに基づく情報)
吹奏楽部でパーカッションを担当したことがきっかけでドラムに興味を持ち、やがてロックやフュージョンの音楽に触れる中で、ドラムセットでの演奏にのめり込んでいった。高校卒業後、本格的にプロドラマーを目指して神戸の甲陽音楽学院に進学。同学院はジャズ・ポピュラー音楽に特化した教育機関であり、ここで体系的な音楽理論とドラムテクニックを磨いた。★★
補足:ドラムを始めた具体的な場面(誰の演奏を聴いたか、どの曲がきっかけか等)に関する一次情報は現時点で十分に確認できていない。詳細な「原体験」のエピソードは今後追記予定とする。
活動の転機
THE SQUAREオーディション合格(1986年)
甲陽音楽学院在学中、当時すでに日本フュージョン界のトップバンドであったTHE SQUARE(現T-SQUARE)のドラマーオーディションが行われた。前任ドラマーの長谷部徹の脱退に伴うもので、全国から腕に覚えのあるドラマーたちが集まる中、則竹は見事にオーディションを勝ち取った。★★(ドラムマガジン・各種音楽メディアで複数回言及)
1986年、弱冠19歳(21歳になる年)でバンドに正式加入。リーダーの安藤まさひろ(ギター)、フロントマンの伊東たけし(サックス/EWI)という日本フュージョン界のスター達と肩を並べ、プロとしてのキャリアをスタートさせた。
注記:加入年についてはソースにより「1986年」とする記述が主流だが、正確な加入月については確認を要する。則竹の生年(1964年)から計算すると、加入時の年齢は21歳。一部で「19歳でプロ入り」とする記述もあるが、これは混同の可能性がある。正確な経緯は今後精査予定。
ドラマーとしての特徴
超絶テクニックとミュージカリティの融合
則竹裕之のドラミングの最大の特徴は、圧倒的な手数とスピードを持ちながらも、それが楽曲の中で完全に「音楽」として機能している点にある。★★(ドラムマガジン特集等で繰り返し言及)
- 正確無比なタイムキープ:フュージョンに求められるタイトなリズムを、ライブの長丁場でも崩さない安定感。T-SQUAREの複雑なアレンジを支える土台としての信頼性は絶大である
- 高速シングルストローク:則竹の代名詞ともいえる高速かつ粒の揃ったシングルストロークは、ドラムクリニックでも必ず話題になるポイント
- ダイナミクスの幅:繊細なブラシワークからフルパワーのロックフィールまで、楽曲に応じた表現力の幅が広い
- 左足のハイハット・ワーク:フュージョン特有の16ビートを刻みながらも、左足のハイハットで細かなアクセントを加えるテクニック
- ドラムソロの構成力:T-SQUAREのライブでは恒例のドラムソロコーナーがあり、毎回異なるアプローチで観客を魅了する。単なるテクニック披露ではなく、起承転結のある「作品」として成立させる力がある
教育者としての顔
甲陽音楽学院をはじめとする音楽教育機関での講師活動、全国各地でのドラムクリニック開催など、後進の育成にも力を注いでいる。★★
キャリア年表
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1964年 | 兵庫県神戸市に生まれる |
| 年代不詳(中学生頃) | 吹奏楽部でパーカッションを始める ★★ |
| 1980年代前半 | 甲陽音楽学院に入学 |
| 1986年 | THE SQUARE(現T-SQUARE)にドラマーとして正式加入 ★★ |
| 1988年 | T-SQUARE名義に改称後も中核メンバーとして活動継続 |
| 1989年 | アルバム『WAVE』等に参加、F1グランプリ中継テーマ「TRUTH」の時代のバンドを支える |
| 1990年代 | バンド活動と並行しソロアルバム制作、ドラムクリニック活動を本格化 |
| 1994年頃 | ソロアルバム『Corkscrew』リリース ★★ |
| 2000年代 | T-SQUAREのメンバー変遷を経ながらもバンドの屋台骨として活動継続 |
| 2020年 | T-SQUARE正式メンバーとしての活動に区切り(詳細は後述) ★★ |
| 2020年代 | サポート・客演・ソロ活動・教育活動を継続 |
注記:「TRUTH」の初出は1987年のアルバム『TRUTH』収録だが、則竹加入以降のライブ・再録バージョンでの演奏が広く知られている。「TRUTH」オリジナル録音時のドラマーは則竹ではなく長谷部徹である可能性があり、正確な録音参加クレジットは要確認。★★
ターニングポイント
T-SQUAREからの「卒業」(2020年)
則竹裕之の最大のターニングポイントの一つは、2020年にT-SQUAREの正式メンバーとしての活動に区切りをつけたことであろう。★★(音楽ナタリー等で報道)
30年以上にわたりバンドの屋台骨を務めてきた則竹にとって、この決断は容易なものではなかったはずだ。T-SQUAREはメンバーの入れ替わりを経ながらも日本フュージョン界の頂点に立ち続けたバンドであり、則竹はその中で最も長くドラムシートに座り続けた人物の一人である。
脱退後も音楽活動は精力的に継続しており、ソロ・サポート・クリニック等で全国を飛び回る姿が本人SNSでも発信されている。★★★
補足:脱退の具体的な理由・経緯(音楽的方向性の違い、体力的問題、新たな挑戦への意欲等)に関する本人の詳細な言及は、現時点で十分に確認できていない。今後インタビュー等の一次情報が得られ次第追記する。
若き日のオーディション突破
前述の通り、甲陽音楽学院在学中にTHE SQUAREのオーディションに合格したこと自体が、則竹の人生における最大の転機である。学生がプロのトップバンドに一発で加入するという出来事は、本人の実力はもちろん、相当な精神力と覚悟を要するものであったと推察される。
使用機材
ドラムキット
- YAMAHA:長年にわたりYAMAHAのエンドースドラマーとして知られる ★★(ドラムマガジン・YAMAHA公式等)
- YAMAHA Maple Customシリーズ等を主に使用(時期により仕様変更あり)
スネア
- YAMAHA各種スネア(詳細な型番は時期により異なる。要追記)
シンバル
- Zildjian:ジルジャンシンバルを長年使用 ★★
- 具体的なモデル(K、A Custom等)については時期により変遷あり。詳細要追記
スティック
- YAMAHA製シグネチャースティック ★★
その他
- 電子ドラム・トリガー等もライブで併用する場面あり
注記:機材の詳細は時期により大きく変遷しており、最新のセッティングについては本人SNSやクリニック情報を参照されたい。包括的な機材リストは今後追記予定。
主な参加プロジェクト・作品
T-SQUARE関連(主要作品)
- 『S・P・O・R・T・S』(1986年)※則竹加入後初のアルバム(要確認)
- 『TRUTH』(1987年)※加入時期との関係で参加範囲要確認
- 『WAVE』(1989年)
- 『NEW-S』(1991年)
- 『夏の惑星』(1994年)
- 『B.C. A.D.』(2000年)
- その他多数のスタジオアルバム・ライブアルバムに参加
ソロアルバム
- 『Corkscrew』(1994年頃)★★
- 『SALAMANDER』(詳細年要確認)
- その他ソロ作品あり(網羅的なディスコグラフィは今後追記予定)
参加・サポート
- 多数のフュージョン・ポップス系アーティストのレコーディング・ライブサポートに参加(詳細リストは今後追記予定)
影響を受けたドラマー・音楽
則竹裕之が影響を受けたドラマーとしてインタビュー等で言及されている名前には以下がある(★★ ドラムマガジン等のインタビューに基づく):
- スティーヴ・ガッド(Steve Gadd):フュージョンドラミングの神。則竹のタイトなグルーヴの源流
- デイヴ・ウェックル(Dave Weckl):超絶テクニックとミュージカリティの融合という点で共通項が多い
- ヴィニー・カリウタ(Vinnie Colaiuta)
補足:上記は複数のインタビュー記事を元にした情報だが、則竹本人が「最も影響を受けた」と明言した具体的な発言の一次ソースは現時点で特定できていない。今後精査予定。
エピソード
「TRUTH」とF1の記憶
T-SQUAREの代表曲「TRUTH」はフジテレビ系F1中継のテーマ曲として日本中に浸透した。則竹のドラミングによるライブバージョンは、原曲とはまた異なるエネルギーを持ち、F1ファンと音楽ファンの両方から支持されている。★★(公知の事実)
ドラムクリニックでの人柄
全国各地でドラムクリニックを精力的に開催しており、参加者からは「技術だけでなく、音楽に対する姿勢や考え方を教えてくれる」「気さくで質問にも丁寧に答えてくれる」という声が多数上がっている。★★★(本人SNS・参加者レポート等)
高速シングルストロークの伝説
則竹の高速シングルストロークはドラマー界隈では伝説的であり、「則竹さんのシングルストロークを目標にしている」というアマチュアドラマーは非常に多い。ドラムマガジンの特集でも繰り返し取り上げられるテーマである。★★
Drummer JAPAN 人気投票2025 での扱い
則竹裕之は Drummer JAPAN 人気投票2025 にエントリーされている。順位・得票数の詳細は投票結果確定後に追記予定。
日本フュージョンドラム界のレジェンドとして、幅広い世代からの支持が見込まれる。
所属バンド/所属変遷
| 期間 | 所属 | 備考 |
|---|---|---|
| 1986年〜2020年頃 | T-SQUARE(旧THE SQUARE) | 正式メンバー ★★ |
| 2020年頃〜現在 | ソロ・フリーランス | サポート・客演・教育活動中心 |
| 通年 | 各種セッション・サポート | 多数のアーティストと共演 |
最終確認日:2025年1月時点の公開情報に基づく
編集部より
T-SQUAREの屋台骨として30年以上フュージョンシーンを牽引。正確無比なタイムキープと圧巻の高速シングルストロークで、日本ドラム界に燦然と輝くレジェンド。
出典
| ラベル | 出典 |
|---|---|
| ★★★ | 則竹裕之 本人X(Twitter)アカウント @noritake_drums |
| ★★ | ドラムマガジン 各号インタビュー記事(リットーミュージック) |
| ★★ | 音楽ナタリー T-SQUARE関連報道記事 |
| ★★ | YAMAHA公式サイト アーティスト情報 |
| ★★ | T-SQUARE公式サイト メンバー情報 |
| 参考 | Wikipedia「則竹裕之」「T-SQUARE」(参考扱い・一次情報としては不採用) |
今後追記予定の欠損情報
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| ドラムとの出会いの詳細 | 未確認(中学吹奏楽部でパーカッションを始めたとされるが、具体的な場面・人物・きっかけの一次ソース未特定) |
| THE SQUAREオーディションの詳細経緯 | 未確認(オーディションの具体的な選考過程・参加人数・選考基準等の一次情報未特定) |
| T-SQUARE脱退の経緯・理由 | 未確認(本人による詳細な言及の一次ソース未特定) |
| ソロディスコグラフィ完全版 | 未確認(リリース年・タイトルの正確な網羅リスト未作成) |
| T-SQUARE参加アルバムの正確な初参加作品 | 未確認(加入時期と録音時期の照合が必要) |
| 使用機材の詳細スペック | 未確認(最新セッティングの型番・仕様の一次情報未取得) |
| 影響を受けたドラマーの一次ソース | 未確認(本人発言の具体的な掲載媒体・発言日を特定できていない) |
| 人気投票2025の順位・得票数 | 未確認(投票結果未確定) |
| 「TRUTH」オリジナル録音への参加有無 | 未確認(長谷部徹の担当か則竹の担当か、録音時期の精査が必要) |
最終確認:2026-04-19 このページはDrummer JAPANが独自に制作したドラマーアーカイブです。情報は随時更新します。