「なぜ2023年に8位まで落ちたのか。」
2024年・2025年と2年連続1位に輝いたマイキだが、2023年の結果を知る人は少ない。Drummer JAPANが2022年から蓄積してきた4年分のデータを初めて一本の線でつなぐと、そこには単純な「人気上昇」では語れない、複雑な軌跡が浮かび上がってくる。
4年間のデータ全体像
| 年度 | 順位 | 得票数 | 総投票数 | 得票シェア |
|---|---|---|---|---|
| 2022年 | 3位 | 798票 | 32,726票 | 2.44% |
| 2023年 | 8位 | 786票 | 29,770票 | 2.64% |
| 2024年 | 1位 | 2,969票 | 35,882票 | 8.27% |
| 2025年 | 1位 | 1,227票 | 33,838票 | 3.63% |
2022〜2023年:支持は揺らいでいなかった
2022年の3位(798票)から2023年の8位(786票)への「下落」を、マイキの人気低下と解釈するのは誤りだ。得票数はほぼ横ばい(わずか12票減)。シェアで見ると2.44%から2.64%へ微増している。変わったのは周囲のレベルだ。
2023年は大倉忠義が1,458票で1位、佐々木大光が1,147票で2位と、上位陣が大幅に票を伸ばした年だった。競合が強くなった結果として8位に映っただけで、マイキ自身のファン基盤は着実に維持されていた。
2024年:何が変わったのか
2024年の結果は衝撃的だった。得票数が786票から2,969票へ、約3.8倍に急増。2位の佐野晶哉(2,622票)に347票の差をつけ、圧倒的な首位に立った。
’97,Kidsとしての活動本格化、SNSでのファンコミュニティの成熟、投票期間中のXでの拡散力の向上。ドラマー・ボカロP・YouTuberというマルチクリエイターとしてのアイデンティティが、2024年に完全に確立された。
2025年:2,969票から1,227票へ。これは「下落」か
2025年はエントリー数が2,081名と過去最多を記録し、競争がさらに激化した。その中での1位継続は、多様化する票の分散の中での絶対的優位性の証明だ。
2025年、1,000票を超えたのはマイキただ1人だった。全2,081エントリー中、唯一の4桁得票者という事実が、その強さを端的に示している。
マイキが示すもの
4年間のデータが示すのは「瞬間的な人気」ではなく「持続する支持基盤」の存在だ。2022〜2023年に得票数が横ばいでも支持を失わず、2024年に爆発的に拡大し、2025年の激戦でも1位を守った。SNSの一時的なバズではなく、ドラマーとしての実力とクリエイターとしての継続的な発信が生んだ、構造的な人気の蓄積だ。
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▶ 日本のドラマー人気投票 2022 結果発表 1-500位